忍者くん 魔城の冒険

UPLの人気アーケードの移植作


UPLの名作アーケードアクションゲームの移植作。キャラクターのコミカルさとバリエーション豊富な敵キャラにより人気を博した。敵もただ倒すのではなく、体当たりして気絶させてから倒すほうが有利な場面もあり、ただ攻撃して敵を倒すだけのゲームとの差別化が図られている。ファミコン発売元のジャレコは本作を改良したスピンオフ作品「忍者じゃじゃ丸くん」シリーズを今後発売していくこととなるほか、UPL自身も本作の続編「忍者くん 阿修羅の章」を後に発売するなど、ファミコンのアクションゲームに一石を投じた作品であることは間違いない。


発売日 : 1985年5月10日
ジャンル : アクション
発売元 : ジャレコ
型番 : JF-03

桃太郎伝説

敵は"鬼"!ハドソンが生んだ秀作RPG


ハドソンが1987年に発売したファミコンソフト三部作「マル超シリーズ」の第三作目で、おとぎ話である『桃太郎』を題材にした時代劇風ロールプレイングゲーム。マル超シリーズの一作目「ボンバーキング」、二作目「ファザナドゥ」は所謂クソゲーのレッテルを貼られることが多いが、本作は監督にさくまあきら、イラストは土居孝幸、音楽をサザンオールスターズ関口和之という強力タッグで製作。ドラゴンクエストに近いシステムを取り入れながら、和風の呼び名や ギャグ要素が高いなど、完全な差別化が図られている。評価は高く続編も多く製作され、本作のスピンオフがあの有名な『桃太郎電鉄』となった。


発売日 : 1987年10月26日
販売 : ハドソン
ジャンル : RPG

メタルマックス(METAL MAX)

ファミコン後期の超名作ロールプレイング

文明が崩壊した荒野を、改造した戦車で闘いぬくRPG。勇者が腕力と魔法で敵と戦うのが主流だったRPGに、戦車と銃による戦争ベースのバトルを持ち込むという、斬新な発想が人気を呼んだ。無理にイベントをこなす必要がないのも特徴で、仲間や戦車をほとんど手に入れずにクリアすることも可能。逆に何の恩恵も得られないイベントもあるなど、これまでのRPGの常識を根底から覆す試みがなされており、当時のプレイヤーの度肝を抜いた。その後スーパーファミコンで「メタルマックス2」が発売されたが、内容は本作をほぼ踏襲したものであり、そのシステムやぶっ飛んだ世界観はファミコン版でほぼ完成されている点は驚愕の一言に尽きる。


発売日 : 1991年5月24日
販売 : データイースト
ジャンル : RPG
型番 : DFC-26

マッピー(MAPPY)

『パックマン』に次ぐ、ナムコの名作アーケードゲームの移植作

初期のナムコの秀作。敵から逃れながらアイテムを集めるという点ではパックマンと同じだが、ネズミの警官が泥棒ネコに一泡吹かせるというコミカルなストーリー性や、トランポリン、パワードア、ベル、落とし穴といったギミックの面白さ、さらにグラフィックの向上も相まって、楽しさが格段に向上している。当時のナムコ作品は、ほぼすべてがアーケードからの移植作品であり、いずれも完成度が高い。本作はナムコナンバーズのNo.04。初期のナムコ作品にはナンバーが振られているが、特に一桁台のナンバーの作品は神懸かっている。


発売日 : 1984年11月14日
販売 : ナムコ
ジャンル : アクション
型番 : NM-004


アイドルホットライン 中山美穂のトキメキハイスクール

今日の様々なシステムを先取りした意欲作

いにしえの時代、まだ中山美穂がアイドルであった頃に誕生したゲーム。当時にとっては斬新なシステムが多く実装されている。
 
  • 当時のトップアイドルの一人と恋愛するアドベンチャーゲーム。
  • ゲーム内に出てくる電話番号に電話すると、リアルに中山美穂のメッセージが聞ける。
  • 名前、住所、電話番号を登録してディスクファクス設置店でクリア情報を送ると、抽選で8,000名に景品(サイン入りテレホンカード、特製ビデオテープ)が届く。
  • 中山美穂の表情が8ビットのレベルを超越している。
  • エンディング時には、BGMに合わせて歌詞が流れる(というか、ルパン三世のエンディングのまんまパク…)
 
ただしその代償として、ゲーム本編の内容はかなり薄く、また電話番号も発売日から半年しか有効でなかった(当然今は電話掛けてもダメ)。しかし、中山美穂のファンが挙って買うわけだから、今日の『オマケCD付きアイドル握手券』よろしく、そんな些細なことは全く問題にされなかった。本作も握手券つければメガ ヒットしてたかも。


発売日 : 1987年12月1日
販売 : 任天堂(スクウェア共同開発)
ジャンル : アドベンチャー(ディスクシステム)


かんしゃく玉投げカン太郎の東海道五十三次

サンソフトのヒーロー、カン太郎の痛快時代劇アクション!

ファミコンに時代劇アクションゲームが少ない中、1・2を争うほどの人気を誇るのがこのゲーム。東海道五十三次の美しい景色を背景に旅をするロマンと、アイテム探しの要素、そしてどこかの時代劇で見たことのある、個性あふれる敵キャラと繰り広げられるコミカルなアクションが相まって、ワクワクが止まらない。

ただし、敵に触れると一撃死するほか、武器の癇癪玉が弧を描く特殊な弾道だったりするため、ゲームの難易度はかなり高い。例えるならロックマンや悪魔城ドラキュラがライフ制でなく一撃死するようなもの。ミスは一切許されない。すぐ死ぬけどまたプレイしたくなる、でもやっぱり死ぬ、それを思わず繰り返してしまう、サンソフトの名作辛口アクションゲーム。

ちなみに、普通にプレイしているとあまり気付かないが、実は当時の東海道に忠実に面が構成されており、その再現度はゲーム製作者の執念すら感じさせる。詳しくはこちら(※外部リンク)。


発売日 : 1986年7月3日
販売 : サンソフト
ジャンル : アクション

ディグダグ(DiG DUG)

ナムコの名作穴掘りゲーム!

自由な発想とコミカルなアクションの名作。高い知名度を誇る。当時のナムコは自由な発想による、斬新なアクションゲームを数多く輩出しており、アーケード界のアクションゲームを席捲していたわけだが、本作もその一つである。後の名作「ミスタードリラー」の基となったゲームとしても有名だが、単に地中を掘るだけの「ミスタードリラー」とは異なり、地中で怪物と血みどろの死闘を繰り広げることになる。見た目がコミカルだがやってることはかなりエグイ。 ナムコナンバーズのNo.06。


発売日 : 1985年6月4日(ディスク版1990年7月20日)
販売 : ナムコ
ジャンル : アクション(戦略的穴掘りゲーム)
型番 : NM-006


中国占星術

ファミコン占いゲーム群雄割拠時代の先駆者

ファミコン初の占いゲーム。女性5名、男性5名の生年月日を登録し、個人運と相性運を様々な角度から占える。1988年の冬には他にも「89電脳九星占い (12年10日発売)」、「タロット占い(12年23日)」と、なんと1ヵ月以内のうちに立て続けに占いゲームが発売されており、このような背景から”占いゲーム”というジャンルに対する市場開拓のため、熾烈な覇権争いが行われたことは想像に難くない。本作はクソゲーであることには違い無いのだが、当時ビジネスチャンスを信じて大真面目で製作されたのだろう。ただし発売日を他社と競ったためか、その内容はかなり薄い。


発売日 : 1988年11月29日
販売 : サンリツ/ジャレコ
ジャンル : 占い
型番 : SAN-C0


オバケのQ太郎・ワンワンパニック

Q太郎の死闘を描いた高難度アクションゲーム

オバケのQ太郎がアクションゲームになった…とくれば、姿が消えて空を飛び、そしてゴハンを食べるなど、ご機嫌なゲームになるに決まっている!ただその一方、空腹で死ぬ、犬に触れたら死ぬ、煙に触れたら死ぬ、風船に当たったら死ぬ、夜8時になったら死ぬなど、その虚弱性はスぺランカー先生にも匹敵し、度々「よく死ぬゲーム」の一つとして挙げられる。
Q太郎のコミカルなアクションが楽しい佳作。難易度は高めだが、この程度で音をあげるようではファミコンなどプレイしてられない。


発売日 : 1985年12月16日
販売 : バンダイ
ジャンル : アクション

ASO(Armored Scrum Object)

在りし日のSNK、戦略性豊かなシューティングゲーム

1980年代、シューティングがアーケードゲームの主流だった時代に生み出された名作をファミコンに移植したものが本作。「ゼビウス」をお手本に製作され たシューティングだが、全く異なる仕上がりとなっている。特徴的なのはそのアイテムと装備の量で、場面に応じて装備を使い分けたり、取得するアイテムを調 節したりと、単純なテクニックを超えた”戦略性”が求められる。この『武器を使い分ける』という発想が、今後「ザナック」などの名作シューティングを生み 出していくことになる。ただし、元のアーケードゲームの難易度が高すぎたためか、本作ではバランスを破壊するオリジナルアイテムが追加されており、そのため戦略性が若干不要となってしまった感があるのは否めない。




発売日 : 1986年9月3日
販売 : SNK
ジャンル : シューティング
型番 : SFX-AO