キャプテン翼(Captain Tsubasa)

熱いジャンプ漫画を、斬新なシステムで奇跡のゲーム化!


人気サッカー漫画「キャプテン翼」をゲーム化した本作。これまでのサッカーゲームと言えばプレイヤーを動かすだけのアクションゲームであったが、コマンド入力式を採用することで、長いボールの滞空時間、いつまでたってもゴールにたどり着かない広いグラウンド、とてつもない必殺シュートの威力などを原作に忠実に再現することに成功している。本作で産声を上げた斬新なシステムは次回作「キャプテン翼2」で完成され、ファミコンを代表するゲームの一つとなる。


発売日 : 1988年4月28日
ジャンル : スポーツ(リアルタイムシュミレーション)
発売元 :テクモ

キャラクター

全国中学生サッカー大会

南葛中学校

ゲーム前編のプレイヤーチーム。無敵を誇った小学校選抜チーム「南葛SC」からの主要メンバーで構成されており、中学校でもすでに二連覇しているというモンスター軍団。後に11人のうち7人はJrユースの日本代表に選ばれている。本作では中学三連覇を目指し、なみいる強豪に立ち向かっていく。
画像 名前・経歴 解説


大空 翼
(おおぞら つばさ)


静岡県
南葛中学校
MF


全日本Jrユース
MF
 
主人公。「サッカーの申し子」の異名を持ち、元ブラジル代表のロベルト・本郷の手ほどきを受け、小学校でオーバーヘッドキック、中学校でドライブシュートをマスターした化け物。「ボールはトモダチ」を信条に、トモダチを蹴って蹴って蹴りまくるその姿と、サッカーボール柄で埋め尽くされた彼の部屋には別の意味で戦慄を覚える

本作でもトップクラスの能力を持ち、開始時から「オーバーヘッドキック」「ダイビングヘッド」が使え、レベルが3になると「ドライブシュート」も使えるようになる。Jrユース大会では条件付きで日向との「ドライブタイガーツインシュート」が使える上、さらにが加入すると、「ゴールデンコンビ」や「ツインシュート」も使えるようになり、ますます手が付けられなくなる。困ったらとりあえず翼にパスしよう。

なお、ゲーム開始時に「あいつの友達はサッカーボール」と紹介されるが、 友達の居ないニート野郎にしか聞こえないのは気のせいだから決してツッコんではならない。
 


石崎 了
(いしざき りょう)


静岡県
南葛中学校
DF


全日本Jrユース
補欠
 
元、南葛小学校SCのキャプテン。当時の南葛小は弱小チームで、若林率いる修哲小SCと対決しては破れていたが、の加入とロベルト・本郷の手ほどきを受けた結果、修哲小と互角に渡り合えるまでに成長。持ち前の気合いと根性から生み出される捨て身のディフェンスでチームの危機を何度も守り切った。

キャプテン翼2」以降より登場する必殺ブロック「がんめんブロック」は本作では登場しないが、 南葛ではに次いでタックル・パスカットの値が高いため、自ゴール前で彼が敵に立ちはだかった時には期待せずにはいられない。
 
Jrユース大会では次藤・早田の方がディフェンス力に長けており、補欠となっているが、スタメン出場している高杉よりもほとんどの能力が上回っているため、原作通り、彼にメンバーチェンジして使うべき。また、使用の機会はまず無いが、ダイビングヘッドが使えたりする。
 


井沢 守
(いざわ まもる)


静岡県
南葛中学校
MF


全日本Jrユース
補欠
 
修哲小出身で、来生と三人で「修哲トリオ」と呼ばれる。卓越したサッカーセンスを持ち、空中戦で良し、ロングシュートで良し、さらにゲームメイクまで出来てしまう逸材。小学校時代は翼の影に隠れがちだったが、中学校以降はその才能を開花させ、大会優秀選手にまで選ばれた。

本作では微妙な能力値だが、それでも人材不足の全国大会編では活躍できる。修哲トリオで最もパスの値が高いため、敵陣まで切り込んでにラストパスを送る闘い方のほか、原作でも使用した(5m)ダイビングヘッドが使えるため、ゴール前で翼に次ぐ切り札としても活躍できる。
 


来生 哲兵
(きすぎ てっぺい)


静岡県
南葛中学校
CF


全日本Jrユース
補欠
 
修哲小出身で、「修哲トリオ」の一人。「点取り屋」と呼ばれ、南葛のセンターフォワードのポジションで数々の得点を挙げた。井沢と比べると見劣りするが、ディアスと容姿が似ているため、一部のコアなファンが付いてたりする。

本作では、修哲トリオでは最弱の能力値。ただ、FWの長野よりもシュート力が高く、また全国大会編ではポジションチェンジが出来ないため、彼を使ってゴールを狙う機会は多い。というか使うしかない。
 
とのコンビはの「ゴールデンコンビ」に対し「南葛シルバーコンビ」と呼ばれるが、なんか老人ホームで悪さしてるお爺ちゃん達のような響きだ。
 


滝 一
(たき はじめ)


静岡県
南葛中学校
FW


全日本Jrユース
補欠
 
修哲小出身で、「修哲トリオ」の一人。サイドライン際でのドリブル走破からのセンタリングを得意とする。彼のアシストから点が入るのが南葛の常勝パターン。

本作では、南葛でに次いで二番目のドリブル力を持っているため、原作よろしくライン際を一気に駆け抜けて必殺のセンタリングを決めたいところ。早田次藤など、敵の強敵DFはピッチ中央に現れるため、彼らを避ける意味でも滝のサイドからの攻撃は非常に有効。どんどん使おう。
 


高杉 真吾
(たかすぎ しんご)


静岡県
南葛中学校
DF


全日本Jrユース
DF
 
修哲小出身の巨漢ディフェンダー。次藤のようなパワープレイを得意とし、ロングスローインや長距離ヘディングも操る。日向のドリブルを力ずくで止めたこともあるなど、とにかくロングでパワーな人。

本作では、石崎の下位互換のようなパラメータだが、それでも全国大会編では石崎に次ぐディフェンダーとして頼りになる。Jrユース編ではスタメンだが、すぐに石崎と交代させよう。ちなみに井沢・来生・滝・高杉・森崎の南葛5人衆の中で、コイツだけが顔のオリジナルグラフィックが無いが、唯一全日本Jrユースのスタメン入りを果たしているヤツだったりする。
 


長野 洋
(ながの ひろし)


静岡県
南葛中学校
FW
 
来生・滝に続く南葛第3のFW。南葛小学校時代にFWだった翼が中学校になった際にMFにコンバートし、また南葛SC時代にチームメイトだった大友カルテット(浦辺、中山、岸田、西尾)が大友中学校に進級したため、レギュラーの出番が回ってきた、タナボタな人。原作では活躍の場は少なかったが、長身を生かしたヘディングや、次藤に立ち向かうシーンなど、見せ場はいくつかあった。

本作では、南葛では最弱のステータスを持つため、使用の機会は少なく、こぼれ球のダイレクトボールに飛び込むような使い方しか無い。Jrユース編では使用できない。
 


岩見 兼一
(いわみ けんいち)


静岡県
南葛中学校
MF
 
翼・井沢に続く南葛第3のMF。原作では横流しの独特な髪形をしている。似た境遇の長野に比べ、彼は他のMFのレベルが高すぎるため、あまり活躍の機会が無かった。

本作では髪形は表現されておらず、いわゆるその他大勢キャラのグラフィックで登場。ステータスは長野と同じく最弱。南葛の左サイドはFW長野・MF岩見であるのに対し、右サイドはFW・MF井沢であるため、南葛の基本的な攻撃パターンは迷わず右サイドを使おう。Jrユース編では使用できない。 
 


小田 強
(おだ つよし)


静岡県
南葛中学校
DF
 
南葛のDF。長野・岩見らと同じく、大友カルテットの代わりにレギュラー入りした男。原作では立花兄弟・滝に続く出っ歯キャラだったが、それ以外の印象はほとんどない。たぶんどっかに居たとおもう

本作ではもちろん南葛の最弱キャラの一人で、左サイドを守っているが、あまり期待できない。そもそも敵が左右からのオーバーラップを仕掛けるとディフェンスはほとんど機能しなくなるため、そういう意味ではステータスの低さはあまり気にならない。Jrユース編では使用できない。
 

 
中里 正人
(なかざと まさと)


静岡県
南葛中学校
DF
 
南葛のDF。原作では高杉と共にセンターバックを守っていた。大友カルテットの代役である長野・岩見・小田・中里南葛中学ザコ四人衆の中でも、最もキャラが立ってない人。顔だけでは絶対に判別がつかない。

本作では南葛の最弱キャラの一人で、右サイドを守っている。森崎が弾いたボールをフォローする係といったところか。Jrユース編では使用できない。
 


森崎 有三
(もりさき ゆうぞう)


静岡県
南葛中学校
GK


全日本Jrユース
補欠(GK)
 
南葛中学校の正ゴールキーパー。のちに「S・G・G・K」(スーパーがんばりゴールキーパー)という褒めてんのかけなしてんのか解らないニックネーム若林から貰った男。原作では若林・若島津が使えない局面で登場し、その守備のもろさを印象付けるシーンが多いが、冷静に見るとあの日向のタイガーショットをキャッチしたり、ハンブルグJrユース相手に若島津が3失点したのに対し、森崎は2失点に抑えるなど、意外に活躍している。少なくともなかなかスタメン出場しない若林なんかよりも遥かにチーム貢献している人。”さん”をつけろよ、帽子野郎。
 
本作ではなにせ全国大会編のゴールキーパーなので、使わないわけには行かない。ただただシュートされたボールに対してパンチングを行うだけのキャラ。キャッチはリスクがあるため、怖くてまず使えない。Jrユース編でも使用出来るが、若島津が居るため、使用するメリットは無い…はずなのだが、この弱さが却って縛りプレイなどで使いたくなったりするので、人間の心ってのは解らない。
 


強豪校のライバル達

南葛中学校に立ちふさがるライバル達。いずれも負けず劣らぬ猛者ばかり。南宇和中学校のキャラ以外は、Jrユース編で使用出来るようになる。
画像 名前・経歴 解説
 
 
石田 鉄男
(いしだ てつお)


愛媛県
 南宇和中学校
MF
 
原作では松山率いるふらの中学校と対戦した、南宇和中学校のキャプテン。つぶらな瞳に丸刈りという癒し系なルックスをしていた。卓越したボールテクニックを持ち、ふらの中学校を苦しめるが、本気を出した松山にやっぱり粉砕された。
 
本作では南葛と対戦することになる。他の名前なしキャラより数段レベルが高く、特にドリブル・パスの値が高いため、ボールを持たせると危険。石崎にタックルを仕掛けさせ、丸刈り対決に賭けるしかない。

Jrユース編では原作通りメンバーから外れており、使用出来ない。
  
 
 
武井 和人
(たけい かずと)


愛媛県
 南宇和中学校
CF
 
南宇和中学校のエースストライカー。ヘディングを得意とする。石田が運び、武井が決めるというのが南宇和の必勝パターンだったが、ふらの中学校に敗れる。Jrユース編では石田と同じくメンバーから外れた。

本作では南宇和の中で最もシュートの値が高い。原作通り、石田からのパスがゴール前で通るとかなり危険なので注意したいところ。石田・武井ともにピッチの中央に居るので、攻撃をする際にはサイドから攻めるようにしよう。
 
 
  
早田 誠
(そうだ まこと)


大阪府
東第一中学校
DF


全日本Jrユース
DF
 
その徹底したマークから「エース殺し」の異名を持つ男。キーパー手前で急激に左右に曲がる必殺シュート「カミソリシュート」を操り、ディフェンダーでありながらチームの得点源となっていた。フランスJrユース戦では、キャラが被ってるナポレオンと乱闘騒ぎを起こしたのち、累積警告を受けて退場処分となっている。ゴールポストに登っても、ユニフォームを破いてもOKなキャプテン翼の世界にイエローカードという概念があったことを知らしめた人
 
本作ではカミソリシュートを使用する。シュートを放つ際に一瞬BGMが止まり無音となる演出がカッコいい。「キャプテン翼2」以降で登場する「カミソリタックル」「カミソリパス」は使用できないものの、タックル・マークの値が高く、ディフェンダーとしてはかなり脅威。センターバックの位置に居るため、右サイドからののセンタリングで攻める闘い方が有効となる。

Jrユース編で自キャラとして使えるようになるが、カミソリシュートはまず得点源とならないので封印したほうが良い。
 
 
 
立花 政夫
(たちばな まさお)


秋田県
花輪中学校
CF


全日本Jrユース
FW
 
双子の立花兄弟の兄。弟和夫とのコンビにより繰り出される空中サッカーを得意とし、「空中サッカーの申し子」と呼ばれる。原作ではゴールポストを蹴上がり、ヘディングでボールをトラップしたところにもう一人が飛び込む「トライアングルシュート」、仰向けになって発射台となった1人の足の上にもう1人が乗って勢いをつけてジャンプし、ヘディングを行う「スカイラブハリケーン」などを操る。
 
原作の中学生編で「トライアングルシュート」はあっさりと石崎に敗れてしまったからか、本作では登場しないものの、彼らの代名詞である「スカイラブハリケーン」は使用可能。その他にも「ツインシュート」も使用できるなど、ゴール前のダイレクトボールに滅法強い。さらに全国大会編で敵として登場した際にはコンビプレイ「ジェミニアタック」も使用してくるため侮れない。CFの政夫にボールが渡った時点ですでにゴール前なので、彼にパスが通るまでに如何に潰せるかがポイント。
 
 
 
立花 和夫
(たちばな かずお)


秋田県
花輪中学校
MF


全日本Jrユース
MF
 
双子の立花兄弟の弟。兄政夫がFWであるのに対し、和夫はMFであるため、花輪時代は彼がゲームメイクをしていたものと思われるが、試合中はどっちがどっちなのか全く解らない。あと、ゴールポストを蹴上がるのも、片方が発射台になるのも、サッカーでは禁止されている行為だし、もっと言えば南葛が彼らの空中サッカー対策としてゴールポストに登ったのも本来なら一発レッドカードものなわけで、どちらかというと「退場プレーの申し子」の方が近い気がする。
  
空中サッカーはJrユース編でも協力な武器となるが、ゴール前でダイレクトボールをパスされないと真価は発揮できないため、前半でガッツを使い果たした政夫か、新田などのFWとポジションチェンジするのが有効な作戦となる。
 
 
 
次藤 洋
(じとう ひろし)


長崎県
比良戸中学校
DF


全日本Jrユース
DF
 
防御主体のサッカーを得意とする比良戸中学校のキャプテンで、「パワーディフェンダー」の異名を持つ守りの要。元は不良だったがの活躍を知り、彼と闘う為だけにサッカーを始めたキチガイ野郎。言葉の語尾に「~タイ」と付くのが特徴だが、掛け声ですらタイタイ言ってる人。持ち前の巨体でパワー溢れるでディフェンスを行う。また、その剛脚を利用し、ロングシュートのほか立花兄弟のスカイラブ殺法の発射台となることも。

本作では必殺シュート・必殺ディフェンスを一切持たないものの、タックル・パスカットの値が高いため、DFとしては脅威。全国大会編では彼に出会わないよう、両サイドからの攻めを行いたいところ。

Jrユース編で彼を使用すると、立花兄弟の必殺シュート「スカイラブハリケーン」が「スカイラブツインシュート」に変化する。次藤が立花兄弟の発射台となり、空中でツインシュートを決める大技で、得点源として期待できる。是非使用しよう。
 
 
 
佐野 満
(さの みつる)


長崎県
比良戸中学校
CF


全日本Jrユース
MF
 
軽業師」の異名を持つ比良戸中学校のセンターフォワード。次藤とは正反対に素早いドリブル走破と空中戦を得意とする。原作では次藤のロングシュートをヘディングで軌道を変える技で南葛から点をもぎ取ったほか、オーバーヘッドキックまであやつる離れ業を見せた。

全国大会編ではドリブルの値が高く、またダイビングヘッドが使えるという、井沢を足したような能力。彼にボールが渡る前に奪いたい。

Jrユース編でもレギュラーとなっているが、能力が総じて低く、ドリブルが若干強いぐらい。またシュート力が最弱のため、活躍の場がない。そもそも「オーバーヘッドキック」や次藤とのコンビプレイも使えず、かなり不遇な扱いを受けている。が加入したらすぐに交代させよう。
  
 
 
松山 光
(まつやま ひかる)


北海道
ふらの中学校
 MF


全日本Jrユース
DF
 
北海の荒鷲」の異名を持つ、ふらの中学校のキャプテンにしてエースストライカー。北海道の厳しい自然で鍛え上げた努力と根性を全面に押し出したプレイを行うが、同じ根性キャラの石崎とは異なり二枚目な空気が漂うのが特徴。人間顔が全てってことか。

本作では地を這う「イーグルショット」と「オーバーヘッドキック」を操る。全国大会編ではすべての能力が平均的に高いため、とにかく松山にボールを持たせない試合運びにしたいところ。

Jrユース編では若干器用貧乏になりがち。「イーグルショット」は後方から撃つことになるため、まず決まらない。いっそポジションFWに変えて使ってみるとか。

余談だが、「イーグルショット」は当初「北国シュート」と呼ばれていたが、余りのダサさにファンが付かず、「荒鷲シュート」⇒「イーグルシュート」⇒「イーグルショット」と名前が変わった。ずいぶんかかったな、作者。。。
 
 
 
日向 小次郎
(ひゅうが こじろう)


 東京都
東邦学園中等部
 CF


全日本Jrユース
CF
 
東邦学園のエースストライカーにして翼の永遠のライバル。「猛虎」の異名を持ち、虎のごとき粗削りなパワーサッカーを展開する。荒波を貫通し、コンクリートの壁に穴を開け、ゴールポストでボールが破裂するほどの破壊力を持つ必殺シュートタイガーショット」を武器に、南葛の前に立ちはだかる。
 
本作では「タイガーショット」「オーバヘッドキック」を扱う。シュート・タックル・ドリブルの値が高く、「ごういんなドリブル」も使うため、全国大会編で彼にボールが渡るとまず止められない。対策としては反町あたりにパスすることを祈るのみ
 
Jrユース編ではシュート力がチーム最強であるため、チーム1の得点源。さらに同じ試合でペナルティエリア内で二度「タイガーショット」をキーパーに止められることで本作最強の技「ネオタイガーショット」を会得する。早い段階で身につけておきたいところ。
 
 
 
反町 一樹
(そりまち かずき)


 東京都
東邦学園中等部
 FW


全日本Jrユース
補欠
 
東邦学園のフォワード。監督指示により日向が全国体で出場出来ない間、沢田との息の合ったコンビプレイと高い決定力でチームを決勝まで導いた。日向さえ居なければ東邦学園のエースストライカーとなっていただろう男。

全国大会編ではすべての能力が高いが、前述の通り日向がヤバすぎるため、反町にボールが渡ると若干ほっとする有様。彼はダイビングヘッドすら使えないため、とりあえず日向以外のところを何とかしよう。

Jrユース編でも使用出来るが、縛りプレイ以外では使用価値なし。
 
 
 
沢田 タケシ
(さわだ タケシ)


 東京都
東邦学園中等部
 MF


全日本Jrユース
補欠
 
東邦学園のミッドフィルダー。日向より2歳年下だが、高いサッカーセンスとテクニック、ゲームメイク力などから日向に見いだされた男。日向とのコンビプレイは「東宝ゴールデンコンビ」と呼ばれる。
 
全国大会編ではザコキャラよりは強いが、日向、反町よりもステータスが低いため、あまり脅威とならない。コイツにボールが渡ったらラッキーと思うぐらいで挑もう。

Jrユース編でも使用できるが、反町と同じく使用価値がない。ダイビングヘッドが使えるが、使うシーンは無いだろう。
 
 
  
若島津 健
(わかしまづ けん)


 東京都
東邦学園中等部
 GK


全日本Jrユース
GK
 
東邦学園のゴールキーパー。実家が空手道場ということもあり、空手を応用したディフェンス術を扱う。小学校時代に子犬を守るためにトラックに轢かれて大怪我を負った過去を持ち、「キャプテン翼」を読んでいた当時の小学生から「お前はテリーマンか」と冷めた罵声を浴びせられた人。

本作では、ゴールポストを蹴って逆側のボールに対応する必殺ディフェンス「さんかくとび」を使用する。全国大会編で彼からゴールを奪える機会は少ない。態勢を崩してからのドライブシュートに賭けよう。

全国大会編では、若林が加わる西ドイツ戦までは正ゴールキーパーとして活躍する。「さんかくとび」は何度でも使えるが、ガッツが少なくなるとボールを止められなくなるため、過信は禁物。


フランス国際Jr.ユース大会

Jrユース大会から参加するメンバー

本作後半のユース大会編から参加するメンバー。いずれも高い能力を持っているが、使用には一癖あるヤツばかり。
画像 名前・経歴 解説
 

新田 瞬
(にった しゅん)


静岡県
大友中学校


全日本Jrユース
FW
 
大友中学校のエースストライカー。小学校時代に、が卒業した後の南葛SCを全国優勝させており、打倒・を目標に大友カルテットと共に地区予選の決勝で率いる南葛中学校と対決した。彼の放つ必殺「隼シュート」は、原作で最初の名前のある必殺シュートとなった。

本作ではJrユース編から登場するが、説明が一切ないため、原作を知らない場合かなり困惑する。「はやぶさシュート」は使えるものの、原作で即興で身に着けた「ノートラップランニングボレー隼シュート」は使用できず、またシュート力も平凡であるため、フォワードとしては決定力不足。「ダイビングヘッド」すら使えないのは痛い。顔グラフィックも無いし、不遇な扱いを受けたキャラの一人。
 
 

三杉 淳
(みすぎ じゅん)


東京都
武蔵中学校


全日本Jrユース
補欠
 
武蔵中学校のキャプテン。「フィールドの貴公子」の異名を持ち、を凌ぐハイレベルなサッカーセンスを持つが、心臓病を患っているため、数分しかピッチに立つことが出来ない。原作では地区予選の決勝を東邦学園と闘うが、心臓病のため敗退している。
 
本作ではJrユース編から登場するが、新田と同じくなんの説明も無いまま登場し、しかも補欠登録であるため、原作を知らない人は名前の似てる”きすぎ”などと同一視してしまい、存在を知らないまま飼い殺しにしてしまうキャラ。タックルとシュート力が高く、「オーバーヘッドキック」が使えるため、新田よりも攻撃に参加出来、また高杉・石崎よりも守備で重宝する。特にタックルは異常なまでに強く、相手が誰であろうと容赦なくボールを奪取出来るのはかなり心強い。ただし使用から25分50秒経過すると突然ガッツが0となり使い物にならなくなるため、注意が必要。
 
 

岬 太郎
(みさき たろう)



全日本Jrユース
補欠
 
小学校時代に南葛SCに所属し、若林らと共に全国優勝をなしとげた男。と互角のサッカーセンスを持つとされ、との息の合ったコンビプレイは「ゴールデンコンビ」と呼ばれるが、その後父親の仕事の都合でフランスに移り住んでいた。フランスJrユースの代表ピエールとはライバル関係にある。
 
本作ではJrユース編以後のミニゲームにクリアすることで使用できるようになる。とほぼ同等のステータスを持ち、必殺シュート「ツインシュート」、パス回し技「ゴールデンコンビ」を使用出来るなどかなり有能。彼がピッチに入るとにも同じ必殺技が追加されるため、かなりの戦力アップとなる。佐野新田と交代させて使用しよう。
 
ちなみにジャンプ掲載時の人気投票ではがダントツで一位を獲得していた。彼を批判するようなことがあれば全国の腐女子達が黙っていないので注意しよう。
 
 

若林 源三
(わかばやし げんぞう)


全日本Jrユース
補欠(GK)
 
翼の最初のライバル。「東洋の守護神」「S・G・G・K(スーパー・グレート・ゴール・キーパー)」などの異名で知られるゴールキーパー。”ペナルティエリア外からのシュートは必ず止める”という伝説を持つ。小学校時代には南葛SCに所属して全国優勝を成し遂げた。その後西ドイツに渡り、シュナイダーらと共に本場のサッカーを学ぶ。
 
本作では、原作通り最終戦である西ドイツとの試合のみ使用が可能となる。非常に高い守備力を誇り、シュナイダーファイアーショットでも高確率で止めることが出来、かなり頼れる存在となる。ただしペナルティエリア外からのシュートでも失点するときは失点するので注意。
 
ちなみに試合に負けた時に彼がチームに喝を入れるのだが、全国大会編でも登場する。お前西ドイツにいるんとちゃうんかい・・・
 


世界の強豪達

Jrユース編で登場する世界のライバル達。とてつもないバケモノばかり。テクモのオリジナルキャラクターも登場しており、「キャプテン翼2」以降のオリジナルストーリーの片鱗が見え隠れしている。
画像 名前・経歴 解説
 

ラモン・ビクトリーノ


ウルグアイ
Jrユース
CF
 
ウルグアイJrユース代表のフォワードで「南米の黒豹」の異名を持つ俊足フォワード。ベルギー戦でハットトリック、スペイン戦でも決勝点を挙げて決勝トーナメントに進出するも、準決勝で西ドイツのミューラーに完封され、典型的なかませ犬ぶりを発揮した人

本作ではJrユース編の予選でランダムにウルグアイが登場する。ビクトリーノは高いシュート力があるが、必殺シュートを持たないため、アルゼンチンやイタリアなどよりも遥かに闘いやすい。ウルグアイが出たらラッキーと思おう。

ちなみに中学生にして100mを10秒台で駆け抜ける俊足が武器だが、お前それなら陸上競技やれよとか言ってはいけない
 
 

ジノ・ヘルナンデス


イタリア
Jrユース
GK
  
イタリアJrユース代表のゴールキーパー。「パーフェクトキーパー」の異名を持ち、1年間ゴールを許したことの無いという記録を持っていたが、全日本Jrユースとの試合では翼・岬のダイビングヘッドのコンビプレイに失点した挙句、日向の「ネオタイガーショット」に右腕を粉砕されて敗北した可哀そうな人。

本作ではJrユース編の予選でランダムにイタリアが登場し、ミューラーに次ぐ守備力の高さを誇る。日向の「ネオタイガーショット」の習得にはもってこいの人材なので、彼の至近距離で「タイガーショット」を撃ちまくり、止められなければ罵声を浴びせてやろう

ちなみに1年間ゴールを許したことが無いが、1年前にゴールを許したのはシュナイダーだったり、試合前ににドライブシュートを決められたりと、「パーフェクトキーパー」という割に穴が目立つ人。キン肉マンの完璧超人よろしく、ジャンプ漫画の”完璧”はかなりもろい。
 
 

ファン・ディアス


アルゼンチン
Jrユース
MF
 
アルゼンチンJrユースのキャプテンでエースストライカー。10年に1人の逸材とされ、「アルゼンチンの至宝」と呼ばれるほどのサッカーの天才。中学生にして「ドライブシュート」「バナナシュート」「オーバーヘッドキック」「前転シュート」を操るなど、その技量は折り紙付き。全日本Jrユース戦ではゴールキーパーの若島津すら抜き去る8人抜きドリブルを披露したが、格下の松山との一対一でまさかの敗北を喫し、そのままチームも敗れる。
 
本作ではJrユース編の予選でランダムにアルゼンチンが登場するほか、決勝トーナメントでも闘うこととなる。
ドリブル力だけならシュナイダーにも匹敵し、「ドライブシュート」「オーバーヘッドキック」を使用する強敵。シュート力はさほど高くないため、若島津の「さんかくとび」で対処可能だが、連打されるとかなり厳しい。やはりディアスを避けてサイドから攻めるのが定石となる。 
 
ちなみに、「前転シュート」は、「キャプテン翼2」でディアスの必殺シュートとなり、「キャプテン翼3」ではがこのシュートをヒントに新技を覚えるのだが、翼自身も小学生時代にすでに「前転シュート」を行っている。なんでわざわざ他人からパクってんだお前。
 
 

アラン・パスカル


アルゼンチン
Jrユース
CF
 
アルゼンチンJrユースのフォワード。小さな頃からディアスの相棒として共にサッカーをプレイしていた。高いサッカーセンスを持ち、ディアスとのコンビプレイを得意とするが、翼・岬のコンビプレイとは異なり、自身がディアスに比肩するほどの実力は持たないため、ディアスの本気のプレイにはついていけないという弱点を持つ。
  
本作ではアルゼンチンJrユースのセンターフォワードとして登場する。シュート力は高くないので警戒する必要は無いが、問題はドリブル・パス力の高さで、ボールを運ばれ、ディアスにパスされると非常に厄介。彼にボールが渡ったらシュートしてもらうことを祈ろう。
 
 

エル・シド・
ピエール


フランス
Jrユース
MF
 
フィールドのアーティスト」と呼ばれる、フランスJrユースのキャプテン。高いゲームメイク力と、攻撃力・守備力に優れたオールラウンドプレイヤー。必殺シュート「スライダーシュート」、ナポレオンとのコンビプレイの「エッフェル攻撃」などを使う。全日本Jrユースを圧倒するが、引き分けに持ち込まれ、PK勝負でナポレオンのシュートが止められたために敗れた。
 
本作ではJrユース編の決勝トーナメントの準決勝でフランスJrユース対戦することになる。「スライダーシュート」「オーバーヘッドキック」「エッフェルこうげき」を駆使してくる難敵。セオリー通りサイドから攻めよう。
 
ちなみに岬をライバルとして認めているが、原作の試合ではを圧倒していた。お前”ライバル”とか言いたいだけだったんじゃないのか…
 

ルイ・ナポレオン


フランス
Jrユース
CF
 
フランスJrユースのフォワード。かなりの問題児であり、日向のような荒々しいサッカーを得意とするが、絶対神のピエールと出会ってからは素行の悪さは減り、いい感じに攻撃的なサッカースタイルのみが残った。が、全日本Jrユースとの試合では、ドッペルゲンガーの早田と乱闘騒ぎを起こしてイエローカードを貰った。キーパーの手を弾いて突進する必殺シュート「キャノンシュート」を操る。

本作ではフランスのセンターフォワードとして登場。ピエールとの「エッフェルこうげき」のほか、「キャノンシュート」を撃ってくる。ピエール程の脅威ではないが、ディアスよりもシュート力が強いため油断は禁物。彼とピエールから必殺シュートを連打されるとかなり厳しい。
 
ちなみに、原作ではとの見事なコンビプレイを見せたことも。ナポレオンと合わせるところに、の適応能力の高さが垣間見える。はサッカーよりも営業職をした方が良いと思う。
 
 

カール・ハインツ・
シュナイダー


西ドイツ
Jrユース
CF
 
ドイツの若き皇帝」と呼ばれる、西ドイツJrユースのエースストライカー。のテクニック、日向のパワーを併せ持ち、攻撃力、守備力共に一流。さらに練習では若林からペナルティエリア外からのシュートを2分の1の確率で決めるなど、まさに皇帝と呼ぶに相応しい存在。彼の必殺シュート「ファイアーショット」は、ゴールに突き刺さったボールから焦げた匂いがするほどのパワーを誇る。

本作ではJrユース編の決勝の西ドイツ戦で立ちふさがる、まさにラスボス的存在。 「ファイアーショット」「オーバーヘッドキック」を使う。特に「ファイアーショット」は若林であっても止めるのは難しい。万が一「ファイアーショット」を撃たれたら祈りながらパンチングをしよう
 
ちなみに前述の通り、攻撃・守備ともに一流と評されるが、本作ではタックル・パスカットの値はさほど高くない。
 
 

ヘルマン・カルツ


西ドイツ
Jrユース
MF
 
仕事師」の異名を持つ、西ドイツJrユースのボランチ。司令塔としても活躍する。普段は楊枝を咥えているが、本気を出すと楊枝を吐き出し、相手を徹底マークする必殺の「ハリネズミディフェンス」や、パワーで蹴散らす「ハリネズミドリブル」を披露する。楊枝を咥えてプレイしてる時点で一発レッドカードだと思うが、全員が鉢巻きを巻いてる”ふらの中学校”のような例もあるし、そんなこと言ってたらこの漫画は読んでられない。

本作では「ハリネズミディフェンス」「ハリネズミドリブル」は使用出来ないが、 ドリブル・パスの値がトップクラスに高いため、彼からボールを奪うのはかなり苦労する。原作とは異なり西ドイツ戦でも三杉は使用出来るため、DFに配置してシュナイダーがボールを持つ前に止めたいところ。
 
 

フランツ・シェスター


西ドイツ
Jrユース
MF
 
西ドイツJrユースのMF。華麗なプレイが身上で、しかもイケメンであるため、彼がプレイするたび女性から黄色い歓声が上がる。是非とも次藤あたりのパワータックルを喰らって観客席まで吹き飛んでもらいたい人。
西ドイツ戦では若林を含む全日本Jrユースの嫉妬からかプレイが徹底的に分析されてしまい、動きをある程度封じられてしまった。

本作ではシュナイダー・カルツに次いでドリブル・パスの値が高い。やはり三杉のDF起用が重要となる。あと、存在がウザいので一回ぐらいはネオタイガーショットをブチ当てて吹き飛ばしておこう。

余談だが、「キャプテン翼3」で彼はシャンペンサッカーと呼ばれるフランスの個人技を習得するが、シャンペンサッカーとは”華麗なパス回し”を指す言葉であり、思いっきり方向を間違えている。
 
 

マンフレート・
マーガス


西ドイツ
Jrユース
FW
 
ドイツの核弾頭」の異名を持つ、西ドイツJrユースの長身フォワード。彼のプレイ以上に、国際問題に発展しそうな異名が別の意味で怖い。高い身長を生かしたヘディングを得意とするが、身長が中学生で190cmあり、南葛の長野などとは次元が違う

本作ではタックル・パスカットの値が高い一方、シュート力はビクトリーノ並であるため全然怖くない。ボールを取られないよう、西ドイツを攻める際には手薄な右サイドから攻めるのが定石となる。
 
 

デューター・
ミューラー


西ドイツ
Jrユース
GK
 
鋼鉄の巨人」の異名を持つ、西ドイツJrユースのゴールキーパー。巨体でありながらスピードも併せ持ち、さらにパワーは大岩を片手で握って粉砕させるほど。ゴールキーパーがどうこう言う前に全人類として最強なんじゃないかそれ。
 
本作では最強のゴールキーパーであり、鉄壁の防御力を誇る。ネオタイガーショットスカイラブツインシュートぐらいしかまともに通用しない。一方で原作ではワンハンドで止められたドライブタイガーツインシュートも通用するため、どんどん狙っていこう。
 
 

ロブソン


イングランド
Jrユース
DF
 
イングランドJrユースのキャプテン。Jrユースの予選でフランスを苦しめたものの、途中出場したナポレオンにハットトリックを決められ逆転負けを喰らった人。

本作ではJrユース編の予選でランダムにイングランドとの対戦が組まれた際に闘うこととなる。タックルの値が高いため、攻撃する際には注意。シュート力もあるがディフェンダーなのであまり意味がない。
 
 

リネカー


イングランド
Jrユース
CF
 
テクモオリジナルキャラその1。イングランドJrユースのフォワードで、ロブソンと互角のシュート力を持つ、やや危険なフォワード。

ロブソンが原作準拠のキャラであるのに対し、リネカーはオリジナルキャラ。なぜ混ぜたのかは不明だが、「キャプテン翼2」以降は登場していない。
 
 

アルゴス


スペイン
Jrユース
FW
テクモオリジナルキャラその2。スペインJrユースのフォワード。珍しく左サイドに配置されている。ドリブルの値が高いが、シュート力は雑魚と変わりないため、あまり脅威ではない。

原作ではウルグアイJrユースがスペインと対戦しており、ビクトリーノが決勝点を挙げている。アルゴスとも対戦したのだろうか、などと考えると少し楽しい。

ちなみに本作のアフロキャラは来生ディアス、そしてアルゴスの三名だけだったりする。
 

シャラーナ


ポルトガル
Jrユース
MF
テクモオリジナルキャラその3。ポルトガルJrユースの司令塔的な存在。タックルとパスカットの値が高いが、ポルトガルJrユース自身が決して強くないため、結局のところただのザコ。左の画像よろしくパワーで吹き飛ばしてやろう。
 

マッハー


ポーランド
Jrユース
FW
 
テクモオリジナルキャラその4。ポーランドJrユースのフォワード。雑魚選手に毛が生えた程度の能力だが、ドリブル速度が通常の倍ぐらい早いため、一気にゴール前に切り込んでくる。初めて見るとちょっとびっくりする。ただし、フォワードであるため彼にパスが通る頃にはゴール前なのであまり恩恵を受けているようには見えない。何故ミッドフィルダーにしなかったんだろう…

ちなみに特殊な能力が幸いしてか、テクモオリジナルキャラクターのリネカー・アルゴス・シャラーナ・マッハーのうち、唯一マッハーのみが「キャプテン翼2」にも登場する。
 


その他の登場人物

サッカーには参加しないものの、ゲー ムを盛り上げる人たち。

画像 名前 解説
ロベルト本郷
(ロベルトほんごう)
 
日系ブラジル人で翼の師匠。元ブラジル代表の10番だったが、網膜剥離を患ったため現役引退を余儀なくされ、海に投身自殺を図るも、船長である翼の父親にゲットされるという、運が良いのか悪いのか良く解らないエピソードを持つ。そのまま来日して翼の家に居候し、に「オーバーヘッドキック」や「ドライブシュート」を教えた。

本作では原作通り、Jrユース編で優勝すると登場し、翼とそのまんまブラジルに渡る離れ業をやってのける。親御さんに話してからにしたれよ!
 
古尾谷 猛
(ふるおや たけし)
 
南葛中学校のサッカー部顧問。翼のクラス担任でもある。サッカーについての描写が一切ないため、サッカーに詳しいかどうかすら不明の人。

本作では、全国大会編の試合開始前に登場し、敵の情報を教えてくれる。そのアドバイスは的確であり、どうやらライバル校については調べ上げているようだ。
 


中沢 早苗
(なかざわ さなえ)
  
の彼女にして将来の嫁。淑やかな女子中学生だが小学校時代は「あねご」の通称が示す通りの気の強い性格だった。微妙にパースの狂ったCGは、その名残か。
 
本作では、試合開始前に「スコアメモ」を選ぶことで、パスワードを教えてくれる。ゲーム開始時にパスワードを入力することで、途中からゲームが再開出来る。
  
見上 辰夫
(みかみ たつお)
 
元日本代表のゴールキーパー。若林の専属コーチで、彼を一流のゴールキーパーに育てるべく、小学校を卒業した若林と共に西ドイツに渡った。一見温和だがふざけた態度を取った若林をシバき回すなど、容赦ない一面も。サングラスがロベルト片桐とカブっている。この世界の元サッカー選手はみんなサングラスをしてんのか。

本作では、原作通りに全日本Jrユースの監督を務め、試合開始前に敵チームの情報をくれる。
 
片桐 宗政
(かたぎり むねまさ)
 
片桐コンツェルンの跡取り息子で、元日本代表のエースストライカー。右目を失明してサッカーを断念した過去を持つ。日本サッカーの発展を誰よりも強く願っており、そのためや他の仲間達の成長に熱い期待を寄せている。日本サッカーの未来を小学生に託そうとするとかどんだけ青田買いやねん。あとキャラがロベルトと被ってるから。

本作では全国大会編で優勝した際に、財力と権力に物を言わせて翼に全日本Jrユースチームの参加を要請した。そんなことしなくても全国優勝のキャプテンなんだからそりゃ参加するでしょうに……
 
岬 一郎
(みさき いちろう)
 
の父親。画家で、日本や世界を転々としており、岬はそれに付いていく形で転校を繰り返していた。そのため、日向、松山らと面識を持ち、と親友となり、ピエールとライバル関係になるに至った。

本作ではを探すアドベンチャーパートに登場し、ルーブル美術館の前に居り、息子の岬太郎が日本代表に入る決意を固めたと語る。なお彼の口元を調べる事で「ゲージュツは ばくはつだ!」と語るが、それは岡本太郎や。
 


青葉 弥生
(あおば やよい)
 
三杉淳率いる武蔵中学サッカー部のマネージャー。の幼なじみで、愛する三杉のためにわざと負けてくれとか言い出したヤバい人。コイツの理論でいくと一番重い病を患ってる奴が優勝することになる。

本作ではエンディングに何の前触れもなく登場。三杉のことを「ジュン」と呼ぶ。なんかさらにパワーアップしてないかこの人。。。。。
  


杉本 久美
(すぎもと くみ)
 
南葛中学校サッカー部マネージャー。の二歳年下で早苗の恋のライバル。に積極的にアタックするも早苗に惨敗。いわく「中沢早苗が好きだ」とのことだが、顔の区別は全く付かない。
 
本作では弥生と同じくエンディングにいきなり登場し「さすが つばさせんぱい!」と語る。まだ諦めてないな、コイツ。
 


早川 あづみ
(はやかわ あづみ)
 
パリに住むの友人。気の強い性格をしているが、岬に好意を抱いている。。。あれ、なんかどっかで聞いた話だ。石崎は彼女について「岬のフランスの彼女」と評している。”フランスの”彼女、というところに果てしない闇が穴を開けている。

本作では弥生、久美と同じくエンディングでいきなり登場する。よくみると三人とも同じ顔の使いまわしで、完全に原作に準拠していると言える。
  
 
おがい  
ゲームオリジナルキャラクター。試合中の実況を担当する。実況は後述のチャーリー高橋が有名だが、見分けがつかないものの、全国大会編の実況は彼である。ゲーム開始時に語る「チカレタ」の言葉に、1980年代のエッセンスが詰まっている。

ちなみに背景のJBSとはジャンプ放送局のこと。これはキャプテン翼が週刊少年ジャンプで連載していたため。
 
 
チャーリー高橋  
ゲームオリジナルキャラクター。Jrユース編以降の実況を担当する、日本からの出稼ぎアナウンサー。おがいと同じく、全身を使った実況が特徴的で、続編以降にも実況として出演している。