ゲーム黎明期に新風を吹き込んだシューティング
海外のアーケードゲーム『ディフェンダー２』の移植作。前作『ディフェンダー』がリリースされた1980年当時、これまでのシューティングの常識を破るシステムが数多く組み込まれており、当時のゲーマーを魅了していた。
- 世界初のスクロール出来るシューティングゲーム。
- 左右どちらにも自由に進むことが出来る。
- 自由に加速出来、フィールドを高速で飛び回ることが出来る。
- ショットが流れ星のような軌跡を描き、非常に美しい。
- リアルなエンジン音とショット音。
- 敵を破壊した際の飛び散る演出。
本作がファミコンに移植されたのは1987年になってからであり、その頃には後発の名作シューティングが市場を席捲していたため、ファミコンでのヒットはならなかった（本作の発売日の翌日には『沙羅曼蛇』が発売されるなど、力の差は歴然であった）。が、バルトロンやファンタジーゾーンなど、後のシューティングに与えた影響は非常に大きい。
HAL研究所によるアタリのアーケードゲーム移植三部作（ジャウスト、ミリピード、スター・ゲイト）のひとつ。余談だが、タイトルBGMはジャウストと同じ、ゲームスタートBGMは「マイクタイソン・パンチアウト」のラウンド開始BGMと同じ。
発売日 ：1987年9月24日
ジャンル ：シューティング
発売元 ：HAL研究所
キャラクター
主人公（プレイヤーキャラ）・アイテム
突如に飛来したエイリアンから地球を守るのが目的。| 画像 | 名前 | 得点 | 備考 |
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ディフェンダー （DIFFENDER) |
--- | 地球侵略を目論むエイリアンに立ち向かう戦闘機。武器はショットとスマートボム。シューティングゲームのトップクラスの高速で移動し、スターゲートを使用することでワープも可能。 |
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スターゲート （STAR GATE） |
--- | 本作の名称にもなっているワープホール。飛び込むことでワープする。敵に囲まれた際の逃げ道として使用出来る。 |
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人間 （HUMAN） |
1000～1500点 | 後述のランダーが狙ってくるターゲット。ランダーにさらわれた人間を取り返すと得点が貰える。 |
敵キャラクター
恐怖のエイリアン軍団| 画像 | 名前 | 得点 | 備考 |
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ランダー （LANDER) |
200点 | ステレオタイプのエイリアン宇宙船。人と融合するべく人間をさらってくる。 |
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ミュータント （MUTANT） |
300点 | ランダーがさらった人間と融合した姿。高速で飛来し、弾をばら撒いてくる危険な存在。 |
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ダイナモ （DYNAMO） |
200点 | 画面を上下に移動しながら後述のスペースハムを撃ってくる。 |
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スペース ハム （SPACE HUM） |
0点 | ダイナモが撃ってくる、一回り大きい弾。ショットで破壊可能。 |
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ファイアーボンバー （FIREBOMBER） |
200点 | 空中をゆっくりと移動しながら弾を撃ってくる。アーケードだと弾はファイアーボールだが、本作ではただの弾。なお、マクロス7は関係ない。 |
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イラビアン スペース グッピー （YLLABIAN SPACE GUPPY） |
300点 | なんとも不思議な名前。２機編隊で突如現れ、弾を撃たずにディフェンダーに寄ってくる。 |
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フレッド （PHRED） |
300点 | 同じ面（WAVE）に長く居続けていると登場する敵その1。弾を撃たずに高速でディフェンダーに迫ってくる。 |
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バイター （BAITER） |
400点 | 同じ面（WAVE）に長く居続けていると登場する敵その2。こちらは弾を撃ちながら近づいて来る。 |
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弾 | 0点 | 敵が撃ってくる弾。ショットで破壊可能。 |
